top of page
CLASS

自然エネルギーデザイン学

​目的と概要:

私たちが生活や生産活動を行うためには,自然界から利用可能なエネルギーを取り出す必要があります.一方,自然界は複雑で不確実であり,人間が制御することはできません.本講義では,地熱エネルギーを題材の中心としながら,自然界を技術開発の対象とすることの難しさや面白さを学び,持続的に自然界からエネルギーを取り出すための設計方法論を修習します.また,現状の自然エネルギー利用技術を理解し,自然と技術,社会のあるべき関係性を探究します.

達成目標:

以下の事項に関する理解の獲得を目標とします。
・限られたデータに基づいて、複雑系のモデル化や複雑系を評価する手法を使うことができる。
・天然物を設計の対象として見る目を養う。
・社会の中の技術、資源と向き合う技術について、多角的な視野を広げ、自分なりの考えを持つことができる。
・自然エネルギーに関する課題を抽出し、解決策を検討することができる。(仮説を形成できる。)

授業内容:

 

・座学

  イントロ(自然とは?自然エネルギーとは?)、デザインとは?、複雑系のモデル化・最適化、社会受容性・合意形成

 

​・ワークショップ

  フィールドワークのテーマにそって、現場の声を聞きながら、グループで問い(問題)を設定し、

   その問題を解決するために自分たちの活動を通して解決する解決案(仮説)を立て、発表する

2024 workshop

【問い】

東北の地域の中で、持続的に自然界から水素エネルギーを取り出し、水素社会(技術的にand/or社会システム的に)を作れるのか?

東北の地域における水素社会についての課題(技術以外に,システムやソフト面の視点も歓迎)を見つけ、解決策を考えよう。

2023 workshop

【問い】

仮に、グループメンバーで2023年7月から2025年3月まで(M1が修士の間)に、研究やバイト等の空き時間に活動するとして、あなたがやれることは何か。
 

地域活動をするでもよいし、サービスを開発するでもよい、学習するでもよいし、研究するでもよい。何を何のためにするか、どこまでやるか、誰を巻き込むか、それをやることによって誰が何を得られるのかあるいは被るのか、等々をまとめてみよう。​

© 2023 By Rachel Smith. Proudly created with Wix.com

bottom of page